昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、予想を上回る米5月生産者物価指数の影響は限定されたが、注目の米FOMCで、0.25%の利上げが決定。また今年の利上げ見通しが3回から4回に引き上げられたことで、一時ドル買いが優勢となるも、その後は利食いに押された。また米10年物国債利回りは、一時3%台まで乗せるも、維持できず、NYダウは119ドル安で引けた。  ドル円は、110.34から110.85まで上昇後110.27まで売りに押され、ユーロドルは1.1725から1.1799まで反発、ポンドドルは、弱い英5月CPIを受けた1.3309の安値から1.3390まで反発後1.3318まで一時下押した。  一方クロス円では、ユーロ円が130.35、ポンド円が147.85まで値を上げたが、オージー円は84.00から83.35、NZD円が77.89から77.29まで下落、カナダ円は、原油高を受けた85.20の高値から84.85まで利食い優先となった。