昨晩の海外市場は、強い米経済指標を受けて、ドル買いが堅調な推移となった、米5月非農業部門雇用者数は、予想を上回る+22.3万人、失業率が3.8%と予想を下回り、平均時給は+0.3%と予想通りとなったが、5月ISM製造業景況指数が58.7とと予想を上回り、ドル相場を支えた。 ドル円は109.73一時上昇、ユーロドルは1.1718から1.1617まで一時急落気味となったが、コンテ氏が伊新首相に就任、連立政権が成立し再選挙への懸念が後退したことで下値を支えた。また、ポンドドルは、良好な英5月製造業PMIを受けて、対ユーロでの買いが支え1.3363まで上昇した。 一方クロス円では、NYダウが260ドル高と高値圏を維持。総じて堅調な推移。ただ、ユーロ円が128.14の高値から一時127円前半まで下落後、上値の重い展開も、ポンド円は146.32、オージー円が82.93、NZD円が76.53、カナダ円が84.64までじり高となった。