昨晩の海外市場は、米5月NY連銀製造業景況指数や米4月小売売上高を受けて、米長期金利が急上昇したことで、ドル買いを強めた。 ドル円は110.45まで上昇、ユーロドルは、複数の弱めの指標もあって1.1820まで売りに押され、ポンドドルは、英4月失業者数が悪化したこともあり、1.3452まで一時下落した。 クロス円では、NYダウが金利上昇を嫌気して270ドルまで値を下げたことで、売りが優勢となった。ユーロ円が131.14から130.45まで下落、ポンド円は148.39まで下落後、ユーロポンドの売りに支えられ149.21まで反発、NZD円が75.64まで値を下げたが、オージー円が82.20に下落を限定、カナダ円は85.92から85.32で揉み合い推移となった。