昨晩の海外市場では、ドルが堅調な推移。米経済指標としては、3月個人所得は予想を下回ったが、PCEデフレーターはほぼ予想通りに堅調な結果も4月シカゴ購買部協会景気指数や3月中古住宅販売保留件数指数は、予想を下回り、市場の反応は限定された。ただ、NYダウは一時187ドル高まで上昇後は、マイナス150ドル近い下落となり、円の下値を支えた。 ドル円は109.45までじり高後109.09まで下落、ユーロドルは、弱い独4月消費者物価指数もあり1.2064、ポンドドルは、ラッド内相が辞任したことなどから1.1.3713まで一時下落したが、対ユーロでの買いが支えた。ユーロポンドは、0.8766まで売りに押された。 クロス円では、ユーロ円が132.55から131.87まで値を下げ、ポンド円が149.86まで下落後150.85まで反発、オージー円が82.23、NZD円が76.85まで値を下げたが、カナダ円は、原油の反発を受けて84.93から85.38まで買い戻しが優勢となった。