昨晩の海外市場は、シリアへの米英仏合同の軍事行動の可能性が高まったことやサウジアラビアの首都リヤド上空でミサイルが迎撃されたことなどから、リスク回避の動きが強まった。米3月消費者物価指数が予想を下回り、米長期金利が低下した。またFOMC議事録では、インフレに関して、強気の見解が示されたが、ドルを支えられなかった。 ドル円は106.65まで下落、ユーロドルが1.2397まで上昇、ポンドドルは1.4223の高値から1.4162で上下した。 その他、ユーロポンドは0.8700から0.8740で上下、オージードルが0.7773、NZDドルが0.7379まで反発、ドルカナダは1.2543まで下落した。 一方クロス円は、NYダウが、一時220ドル安まで下落したことで、まちまちながら総じて上値を抑えられた。ユーロ円は132.03まで下落、ポンド円も152.26から151.29まで一時売りに押され、オージー円は82.68から83.10で推移、NZD円は78.85から78.53まで下落、カナダ円は84.58から85.12まで反発した。