昨晩も今週のFOMCなどのイベントを控えて、手掛かり難からの揉み合いの展開。本日も同様な展開が続くか注目して対応したい。
本日の経済指標としては、独11月GFK消費者信頼感調査、メキシコ9月失業率、米国では、8月月次住宅価格指数とS&P/ケース・シラー住宅価格指数、10月リッチモンド連銀・製造業総合指数、コンファレンス・ボードの10月消費者信頼感指数、10月ダラス連銀のサービス売上高指数とサービス部門信頼感指数などが発表される。
注目としては、米経済指標となるが、住宅関連やセンチメント指標は、米政府機関閉鎖の影響を受けないで発表される見通し。直近データが少ない中での指標発表となることから、一定の反応が見えるか注意しておきたい。
要人発言としては、トランプ大統領が訪日中で、日米首脳会談が開催される。総じて蜜月ムードが醸しだされるだろうが、トランプ大統領が、更なる軍事費の増大を要求する可能性があり、これは円安要因とみられるが、一方で円安に不快感を示すなら大注意となる。
その他上昇が続く株価や低下傾向にある米長期金利の動向にも留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、153.27まで上昇後、下値を149.38で支えて、このレンジでの揉み合いの展開。このレンジをブレイクするか注目となるが、上値は、153.27、153円ミドルや154円のサイコロジカルが抑えると買いは利食い優先で売っても超えるなら止めて、サイコロジカルな154.80、155.89、156.25、156.75越えをストップに順次売り場探し。下値は、152.30-57が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて151.07-46、150.16-28、149.38、ギャップの下限となる147.50-82、146.43-60、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1652-55が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1680、1.1728-31、1.1759-80、1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1577-00が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1516-42、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3364-98が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3443、1.3471-90、1.3511-37、1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3288が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3248、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は、178.23まで上値を拡大。最高値圏で不透明なことから、上値追いは避けたい。上値は178円ミドルや179円が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて180円や181円のサイコロジカルをストップに順次売り場探し。下値は177円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて176円ミドル、175.57-87、175.25-36、ギャップの上限となる174.82-25、174.69、下限となる174.82、172.14-27、170.97-24、169.73-82、169.04割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も205.53まで上値を再拡大も、現状はこれが上値を抑える形。上値は204円ミドルが抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて、サイコロジカルな205.33、205.79、サイコロジカルな206円や207円、208.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は203円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて202円ミドル、201.82-93、200.68、ギャップの上限となる200.22、下限となる198.88、197.39-49、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、100.95が未だ上値を抑える形。上値は、100.95-04が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて101.56、102.41、104.53、105.43越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、ギャップとなる99.54-80が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて99.18、98.08-21、97.62、96.62-92、96.26、95.71-81、95.15-55割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、88.58まで上値を拡大も抑えられる形。上値は、88.34-58が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、87.86-95のギャップが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて87円ミドル、86.95、86.23-33、85.19-35、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。