今日の裏読み、表読み(2025/06/12)
経済指標としては、NZ5月Eカード小売業販売高、英5月英王立公認不動産鑑定士協会・住宅価格指数、日4-6月期四半期法人企業景気予測調査、英4月月次GDP、4月鉱工業・製造業・建設部門・サービス部門指数、4月貿易収支、トルコ4月鉱工業生産、米国では、5月卸売物価指数と週間新規失業保険申請件数などが発表される。
注目としては、英4月GDPと米5月卸売物価指数と週間新規失業保険申請件数となる。英GDPの結果の影響は限られそうだが、米5月卸売物価指数は、昨日のCPIが弱かったが、サプライズは強い結果。一方週間新規失業保険申請件数は、前回が弱かったが、今月も弱い結果となるなら、米雇用環境の不安材料となりそうだ。
また、米中閣僚級貿易協議は、昨日ランプ大統領が「中国との取引が成立した」としているが、内容が不透明であり、今後はサプライズ的な悪いニュースに留意。その他引き続きトランプ大統領の突発的発言にも注意を払って対応したい。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、145.46-61を前に上げ渋りでは、買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて、146.28-36、147.13-67、148.28-48、149.15-25、150.49、151.21越えをストップに順次売り場探し。下値は、143.98-33の維持では売りは利食いで、買っても割れるなら止めて143.45、142.37-53、141.97-13、141円、139.88割れをストップに買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1573まで上昇を強める形も、現状上値を抑える形。上値は、1.1547-75を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1650や1.1700などの順次サイコロジカル、1.1909、越えをストップに売場探し。下値は1.1405が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1357-73、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3542まで直近高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3617が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.36ミドルや1.37越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3445-64が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3389-15、1.3389、1.3335、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は166.43まで上値を拡大も上値追いは避けたい。上値は、166.43-69が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて167.95、169.21越えをストップに順次売り場探し。下値は、164.55-63が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて164.17、162.80-89、162.09、160.96-08、159.17-46、158.36、157円割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して196.45まで反発。上値は196.45が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて197円、197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、194.54-78が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて193.97、193.27、192.73、191.89-07、190.94、189.92、187.44-47、186.02、184.38割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大もこれを維持する形。上値は、94.75-00を前に上げ渋りでは利食い優先で、売っても超えるなら止めて95.65-75、97.34、99.18越えをストップに順次売り直しとなる。下値は93.86-90が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて93.25、92.53、92.02-06、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して87.73まで反発も、更なる展開とならず、上値は、87.92-25が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.85、89.28-55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は87円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.53、85.98、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25、82.22割れをストップに買い直しとなる。