今日の裏読み、表読み(2025/06/03)
経済指標としては、NZ4月輸出・輸入価格、5月19日-20日開催分の豪準備銀行・金融政策会合議事録、豪第1四半期経常収支、中国5月財新製造業PMI、スイス5月消費者物価指数、トルコ5月消費者物価指数、ユーロ圏5月消費者物価指数・速報値と4月失業率 、南ア第1四半期GDP、米国では、4月製造業新規受注、4月雇用動態調査、4月耐久財受注・改定値などが発表される。
大きな材料はないが、週末の米雇用統計を睨んで、4月雇用動態調査などが焦点。一応トランプ関税やDOGEの影響で、米雇用環境は悪化想定されており、こういった面を確認するのか注目したい。
また、本日も要人発言の機会が多いが、 植田日銀総裁は、引き続き利上げの可能性を残す発言を続けそうだが、市場はトランプ政権の誕生で不透明感が高まっていることもあり、早期の利上げには懐疑的で真に受けることはなさそうだ。
その他引き続きトランプ大統領の発言は注意だが、昨日「トランプ大統領と習・中国国家主席は今週協議する可能性が高い」、「一部の中国製品に対する関税適用停止措置を8月31日まで延長する」との報道が出ているが、「TACOトレード」なら、これが覆されるリスクにかけてみたい。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、144.43が抑えると買いは利食い優先で、売っても144.55を超えるなら止めて、145.61、146.28-36、147.13-67、148.28-48、149.15-25、150.49、151.21越えをストップに順次売り場探し。下値は、142.37が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて142.12や141.97、141円、139.88割れをストップに買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1573まで上昇を強める形も、更なる展開とならず、上値は、1.1455が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1500、1.1547-75越えをストップに売場探し。下値は、1.1313が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3542まで直近高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3587-93が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.36ミドルや1.37越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3445が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3389-15、1.3335、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.2985、1.2892、1.2830、1.2744や1.2708割れをストップに順次買い直し。