昨晩の海外市場は、ロンドンとNY市場が休場で参加者が少なく、様子見ムードが続いた。米10年物国債利回りは、4.541%から4.452%で高止まり、シムカス・リトアニア中銀総裁が「ECBは6月の追加利下げに向けた余地がある」、ラガルドECB総裁は、「基軸通貨としての米ドルの優位性についてさえ、不確実性が存在」、「激動の時代は、ユーロが将来、国際舞台でより大きな役割を果たす機会をもたらす可能性がある」、ナーゲル独連銀総裁は「関税は米国経済にさらに大きな打撃を与えるだろう」と述べた。また、トランプ大統領の一族が関わる企業が、30億ドルの暗号通貨向けの資金調達を検討、ボルボが3000人の人員削減を発表した。
ドル円は、143.03まで反発後142.71まで下落、ユーロドルは1.1369まで下落後、反発が1.1386で限定、ポンドドルは1.3551から1.3568で揉み合った。
一方クロス円では、ユーロ円は162.44、ポンド円は193.55、オージー円は92.55、NZD円は85.65、カナダ円は103.91まで売りの押された。