今日の裏読み、表読み(2025/05/26)

今週は、比較的材料に薄い中、イベントや海外が続くが、基本は月末、四半期末のフローを睨んだ展開となりそうだ。
 本日の経済指標としては、日3月景気先行・一致指数・改定値、スウェーデン4月生産者物価指数、スイス4月非農業部門雇用者数などが発表される。
 大きな材料もなく、ロンドンやNY市場が休場となることで、様子見ムードに留まりそう。ただ、参加者の減少もあって、材料が出た場合に、荒れた動きとなり易いことは、留意しておきたい。
 また、今週も要人発言の機会が多く、本日はラガルドECB総裁の講演などが注目されるが、恐らくトランプ関税の影響が不透明なこともあって、玉虫色の発言に留まりそう。影響は大きく出ない見通し。
 また、今週は米国債の入札週となることで、米長期金利や株価の動向は、引き続き注視しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、既に143円ミドルや144円が抑えると弱く、買いは利食い優先で、売り上がっても、ストップは144.33越え、更に超えても144.97、145.51-83のギャップ、146.10-36、147.13-67、148.28-48、149.15-25、150.49、151.21越えをストップに順次売り場探し。下値は、142.36-42が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて141.97、141円、139.88割れをストップに買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1573まで上昇を強める形も、更なる展開とならず、上値は、1.1385が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1425-40、1.1500、1.1547-75越えをストップに売場探し。下値は、1.1298を前に下げ渋りでは売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1218、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3542まで直近高値を更新も上値追いは厳しい。上値は、1.35ミドルが抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.36や1.36ミドル越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.34ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3389、1.3335、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.2985、1.2892、1.2830、1.2744や1.2708割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は165.21まで反発も更なる展開とならず、上値は、163.41-58が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて164.07、164.84、165.21-43、165.97-10、166.69越えをストップに順次売り場探し。下値は、160.96-08が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて159.17-46、158.36、157円割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して196.42まで反発。上値は193.59-72が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて194.22-61、195.27、196.42、197円、197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、191.89-07が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて190.94、189.92、187.44-47、186.02、184.38割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大もこれを維持する形。上値は、93円前後が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて93.85、95.65-75、97.34、99.18越えをストップに順次売り直しとなる。下値は91.65が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して87.73まで反発も、更なる展開とならず、上値は、85.74が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて86.18、87円、87.73、88.25、88.85、89.28-55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は84.61が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて83.89-17、83.25、82.22割れをストップに買い直しとなる。