昨晩の海外市場は、米4月小売売上高や5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想より強い結果も、4月卸売物価指数、5月NY連銀製造業景気指数や週間新規失業保険申請件数が弱く、米10年物国債利回りが、4.540%から4.437%まで低下も、ドル売りは限られた。尚、パウエルFRB議長は、米金融政策決定の指針となる枠組みについて「政策当局者らが主要部分の変更を検討している」、「供給ショックで高金利が継続する」、「政策が流動的で長期金利が上昇する可能性が高い」と述べ、ウォルマートがトランプ関税の影響で一部商品の上げを発表、NY株価3指数は本日もまちまちの展開となったが、総じて反応は限られた。またトランプ大統領がアップルにインドでの生産を中止するように要請したことが明らかとなっている。
ドル円は、145.47まで下落後、146.26まで一時反発も、145.42まで一時下値を拡大、ユーロドルは1.1228から1.1174まで下落、ポンドドルは1.3263から1.3320で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円は163.58から162.83、ポンド円は194.25から193.44まで値を下げ、オージー円は93.15、NZD円は85.43までじり安、カナダ円は104.53まで一時反発後103.98まで値を下げた。