昨晩は、ドルに売り戻しが優勢となった。若干相場的には揉み合い気味となっており、特段大きな材料がでなければ、保合を前提に対応したい。
経済指標としては、NZ4月Eカード小売業販売高、日4月国内企業物価指数、豪第1四半期賃金指数、独4月消費者物価指数・改定値 、スウェーデン4月消費者物価指数、加3月住宅建設許可件数などが発表される。
米国で主だった指標の発表もなく、経済指標に対する反応は限定される見通し。
要人発言の機会も多い。中銀関連の発言も注意だが、現在トランプ大統領は中東を歴訪中。ただ、そういったタイミングでも、いろいろSNSで発言を繰り返しており、引き続き何が出てくるか注意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、148.28-48を前に上げ渋りでは、買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて149.15-25、150.49、151.21越えをストップに順次売り場探し。下値は、147円前後の維持では売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、146円方向への下落で買い下がり。このストップは145.70割れ。割れても144.44-83、143.44、142.36、141.97割れをストップに買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1573まで上昇を強める形も、更なる展開とならず、上値は、1.12や1.12ミドルが抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1293、1.1320-36、1.1365-85、1.1425-40、1.1500、1.1547-75越えをストップに売場探し。下値は、1.1085が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3443まで直近高値を更新するも、更なる展開とならず、上値は、1.3323-56が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3377-87、1.3402-45、1.35や1.3550越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3123-40を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3030、1.2985、1.2892、1.2830、1.2744や1.2708、1.2672、1.2560-83、1.2477割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は165.21まで反発。上値は、165.21-43が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて165.97-10、166.69越えをストップに順次売り場探し。下値は、164.14を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて163.16-36、162.38、161.59、160.96-14、159.17-46、158.36、157円割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して196.40まで反発。上値は196.40や197円が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、194.79が維持されると売りは利食いで、割れるなら止めて193.43-63のギャップ割れをストップに買い直し、更に割れても192円ミドル、191円ミドル、190.94、189.92、187.44-47、186.02、184.38割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大もこれを維持する形。上値は、95.65-75が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて97.34、99.18越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、94.07を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて93.15-52のギャップ、92.12、91円ミドル、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大も維持する形。上値は、87.97-25が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.19-25、88.85、89.28-55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は86.51を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて85.99-22のギャップ、85.27-44、83.89-17、83.25、82.22割れをストップに買い直しとなる。