今週は、また、米国の物価指数や小売売上高が焦点。特にトランプ政権の追加関税に懸念が高まる中、3月の駆け込み需要からの反動が、どういった結果で見えるか焦点となる。恐らく懸念が強いだけに、そこまでの一般のインフレ指数の上昇には至らないと見るが、また加えて4月の米輸入物価も発表される。こちらはより直接的なもので、以下のチャートのように、2018年にトランプ政権が関税を強化した時には、着実の上昇している。ただ、その後はパンデミックで下落したが、今回は全世界的な規模となることで、どうしても輸入物価の上昇は避けられない。
