昨晩の海外市場は、米4月ISM総合指数は市場予想を上回ったが、非製造業指数や3月雇用傾向指数が弱く、一時ドル売りを強めるも、米10年物国債利回りが、4.299%から4.369%まで上昇しドルを支えた。また、ベッセント財務長官が、中国との交渉について「今後数週間で進展が見られる可能性がある」と述べたが、株価は揉み合いの動きに留まり、総じて為替市場への影響は限られた。
ドル円は、143.54まで下落後144.24で上値を限定、ユーロドルは1.1365まで上昇後1.1297まで下落、ポンドドルも1.3336から1.3200まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が162.60までじり安、ポンド円は191.04、オージー円は92.95、NZD円は85.72まで下落、カナダ円は103.93まで下落後104.42まで反発も再度売りに押された。