昨晩の海外(2025/04/26)

 金曜日の海外市場は、トランプ大統領が「中国の習近平国家主席から電話があった」と述べたことなどから米中貿易摩擦の緩和期待となったこと、米4月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が予想を上回ったこと、米10年物国債利回りが4.251%まで低下、リスク回避リスク回避の動きに巻き戻しが優勢となった。ただ、トランプ大統領は、「対中関税は何らかの譲歩がない限り引き下げない」、「再度、関税を一時停止することはないだろう」とも述べており、警戒感が残る形となった。
 ドル円は、日米財務相会談で円安是正に関する議論がなかったことを背景に144.03まで上昇、ユーロドルは、1.1333から1.1389で上下、ポンドドルは、1.3287から1.3333まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は、162.66から163.75まで反発、ポンド円は190.50から191.73、オージー円は91.34から92.10、NZD円は85.30から85.91、カナダ円は103.17から103.97まで買い戻された。