昨晩の海外市場は、パウエルFRB議長の議会証言や米1月消費者物価指数などの重要イベントを控えて様子見ムードが強い中、米10年物国債利回りが、4.509%から4.460%まで低下、ドル売りは強まっていないが、円には買い戻しが優勢となった。
ドル円は、152.54を高値に151.29まで一時売りに押され、ユーロドルは、ラガルドECB総裁は、「インフレは年内に2%に戻る軌道にある」、「インフレ見通しは貿易摩擦によってより不透明に」などとの見解を示したが影響は見えず、1.0337から1.0304で上下、ポンドドルは、1.2423から1.2372での推移に留まった。
一方クロス円では、ユーロ円は、157.42の高値から156.29、ポンド円は189.15から187.63、オージー円は96.38から95.20、NZD円は86.24から85.68、カナダ円は106.46から105.73まで利食いに押された。