昨晩の海外(2024/07/17)

 昨晩の海外市場は、米6月小売売上高が、予想より強い結果となったことで、米10年物国債利回りが、4.266%から4.156%まで低下、NY株価が大幅上昇も、総じてリスクオンの動きは限られた。尚、米5月企業在庫が予想を上回った一方、7月NAHB住宅市場指数は予想を下回り強弱入り混じり、IMFが2024年の世界の成長率を3.2%に据え置いたが、総じて影響は限られた。
 ドル円は、158.21から158.86まで一時反発、ユーロドルは、ECB理事会を控えて1.0905から1.0872で揉み合い、ポンドドルも1.2980から1.2938で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円が172.92の日中高値から172.39、ポンド円は205.79から205.15まで売りに押され、オージー円は106.49、NZD円は96.73まで下落、カナダ円は、加6月消費者物価指数が、前月比・前年比ともに予想を下回ったが、115.65から115.88で小動きに留まった。