昨晩の海外(2024/05/31)

昨晩の海外市場は、週間新規失業保険申請件数が若干予想より弱く、1-3月期個人消費のコアPCEが予想を下回ったことで、米10年物国債利回りが、4.628%から4.542%まで低下、ドル売りが優勢となった。
 ドル円は、156.38まで一時下落、ユーロドルは、1.0788から1.0845まで反発、ポンドドルも1.2681から1.2748まで上昇した。またドルスイスは、 ジョーダン・スイス国立銀行総裁が、「スイス・フラン安が国内のインフレを加速させる最も可能性の高い要因、ただ、これは外貨を売ることでこれに対抗し得る」と述べたこともあって、0.9031まで売りに押された。
 一方クロス円は一時の売りも下落は総じて限定された。ユーロ円が169.07まで下落後169.95まで反発、ポンド円は198.76から199.77、オージー円は103.37から104.17、NZD円は95.43から96.06、カナダ円は114.08から114.73まで買い戻された。