昨晩の海外(2024/05/25)

金曜日の海外市場は、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が、予想を上回ったものの、期待インフレ率が予想を下回り、速報値から下方修正されたことで、米10年物国債利回りが、4.500%から4.461%まで低下。ドルに売り戻しが優勢となった。
 ドル円は、G7財務相・中央銀行総裁会議で、神田財務官が「無秩序な為替の動きは経済に悪影響を与える」、「為替の過度な変動があれば適切な行動をとる」と会合で考えを伝えたと述べたこともあって、157.13から156.82まで若干値を下げ、ユーロドルは、ナーゲル独連銀総裁が「ECBはおそらく6月に利下げする可能性があるが、追加利下げについては9月まで待たなければならないだろう」との見方を示したこともあって、1.0858まで反発、ポンドドルも1.2701まで買い戻された。
 一方クロス円は、ユーロ円は170.50、ポンド円は200.07、オージー円は104.15、NZD円は96.16、カナダ円は
115.00まで値を上げた。