本日は東京市場が休場で、アジア時間は動意に薄い展開が想定されるが、ドル円に関しては、本邦輸入の買いが入らないことは、留意しておきたい。また、週末の米雇用統計の結果を再吟味する相場展開が主流となりそうだ。
経済指標としては、独11月製造業新規受注と貿易収支、スイス12月消費者物価指数と実質小売売上高、ユーロ圏11月小売売上高、12月経済信頼感と消費者信頼感・確定値などが発表される。
大きな材料は薄いが、スイスの物価指数に落ち着きが見えるとスイスフラン売り、ユーロ圏の指標も弱い結果がリスクとなりそうだ。
その他では、 ボスティック・アトランタ連銀総裁が、2024年の経済見通しについて講演する。恐らく米経済の良好さがアピールされる見通しで、利下げを急がない姿勢も示されそう。ドル相場をサポートするか注目したい。
戦略としては、ドル円は、140.25を維持して、145.97まで反発。この半値が143.11となることで、これを今後も維持するか注目したい。上値は145.49や145.97をストップに、、戻り売り場を探したい。下値は、144.06-34ゾーンが維持すると利食いで、この位置の買いは、143.80割れをストップ、割れても144円前後、143.11-56では利食いや買い下がりで、このストップは142.85割れ、割れても142円まで買い下がって、ストップは141.86割れまたは、141円ミドルまで買い下がるならストップは、141.29割れで、割れても140.78、140.25割れをストップに買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.1139までまで反発も、上値を抑えられて調整が1.0877を維持する形。押し目はこれをストップに買い下がりで、割れても1.0864、割れても1.0800-30での買い直しで、このストップは1.0767-73割れと1.0981-98が押さえると利食いで、売りもこれをストップ、超えても1.1000-50での売り狙いで、1.1085越えをストップ、更に超えても1.1139や1.1150越えをストップに売り直しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2610まで再拡大もこれを維持する形。下値は1.2610をストップに押し目買い。割れても1.2535-75ゾーンを買い下がって、ストップは1.2500割れとなる。上値は、1.2740-56が押さえると利食いで、売りは1.2771-76ゾーン越えをストップ。超えても1.2828越えをストップに売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 159.00まで再反発。ただ、上値追いは避けたい。上値は、これをストップ売り狙い。下値は157.78が維持されると利食いで、割れても156.70-157.29ゾーンでは利食い&買い下がりで、このストップは156.64割れ。割れてもストップを156.07割れとして買い下がりで、更に割れても155.07をストップに買い下がりとなる。
ポンド円は、反発が184.31まで反発も、上値を追いは避けたい。 反発ではこれをストップに183.45を前に下げ渋りでは利食いで、買い下がってもストップは、182.81割れで倍返し。ターゲットは、182.00-38の維持では利食いで、この位置の買いは181.68割れをストップ、割れても181円割れをストップ、更には180円ミドル、180円前後、179.00-50と買い下がりで、このストップは、178.74割れとなる
豪ドル円は、反発が97.60まで拡大も、上値を押さえられて調整が95.85を維持する形。上値は97.60を前に上げ渋りでは利食いで、これをストップに売り狙い。下値は、96.80前後の維持では利食いも、割れるなら96.20を前に下げ渋りでは利食いや買い下がりで、このストップは95.85割れ。割れても95.48や94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して90.52まで上値を再拡大も、上値追いは出来ない。上値は90.52をストップ、超えても90.44、90.78-91、91.08や91.52をストップに順次売り場探し。下値は、89.82-90.02ゾーンが維持されると利食いも、割れるなら89円ミドルや89.20前後が維持されると利食いで、買いのストップは89.00割れ、割れるケースでは、88.47-64ストップに買い直しも、割れるなら止めて、87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。