昨晩の海外(2023/07/07)

昨晩の海外市場は、米6月ADP全米雇用報告が、+49.7万人と予想の+22.8万人を大幅に上回り、6月ISM非製造業景況指数も予想より強い結果、ローガン・ダラス連銀総裁が「インフレ引き下げに向けて好調な経済を減速させるには、一段の利上げが必要」と発言したこともあって、米長期金利の上昇を受けて、一時ドル買いを強めるも、NY株価3指数が、今後もFRBの利上げが長引くとの思惑から大幅反落、リスクオフの動きも広がった。米2年物国債が5%台、10年物国債利回りは4.081%まで上昇した。
 ドル円は、143.56まで下落後144.66まで反発、ユーロドルは、1.0900まで反発後1.0834まで下落、ポンドドルも1.2781から1.2674まで一時下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は155.85から157.14まで反発、ポンド円は182.51から184.02で上下するも、リスクオフの動きで、オージー円が96.18から95.31、NZD円は89.41から88.54、カナダ円も108.44から107.76まで売りに押された。