昨晩の海外市場は、手掛かり難もあって、比較的動意に薄い展開に留まった。ダラス連銀製造業指数は予想を下回り、米10年物国債利回りは、3.679%から3.737%で推移、NY株価3指数は軟調気味の展開となるも、影響は限られた。
ドル円は、東京夕方に、神田財務官や松野官房長官の円安牽制発言もあって、142.94まで下落後143.71まで一時反発、ユーロドルは、弱い独6月ifo企業景況感指数やシムカス・リトアニア中銀総裁が「少なくともあと1回の利上げが必要」と発言したが影響は限られ、1.0888から1.0920で小動き、ポンドドルは、対ユーロでの売りもあって、1.2749から1.2689まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は155.75から156.71まで買い戻され、ポンド円は181.69から182.70まで値を下げ、オージー円は95.38から96.95で推移、NZD円が87.99から88.62、カナダ円は108.61から109.28まで値を上げた。