昨晩の海外市場は、米5月NY連銀製造業景気指数が、▲31.8と予想の▲2.5を大幅に下回ったことで、ドルに売り戻しがみえる一方、日欧米株価が堅調に推移したことで、リスクオン的な円売りが強まった。またボスティック・アトランタ連銀総裁が「FRBは一時的な利上げ停止が適切」、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が「インフレは下降傾向にあるが、わずか数カ月の良いデータに騙されてはならない」、共和党のマッカーシー下院議長が「債務上限を巡る交渉では何ら動きが見られない」、バーFRB副議長は「銀行のストレスは警戒の必要性を示す」と述べたが、影響は見えていない。
ドル円は136.32から135.71で上下、ユーロドルは一時1.0891まで上昇、ポンドドルは、1.2535まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円は148.18から147.61で上下、ポンド円は170.51、オージー円は91.32、NZD円は84.93、カナダ円は101.15まで値を上げた。