昨晩は、手掛かり難もあって、総じて揉み合いの展開に留まった。本日の特別大きな材料はなく、同様な展開に留まるか注目したい。
経済指標としては、豪3月先行指数、日本の2月鉱工業生産・設備稼働率、英3月消費者・小売・生産者物価指数、トルコ3月消費者信頼感指数、南ア3月消費者物価指数と2月小売売上高、ユーロ圏2月経常収支、2月建設支出と3月消費者物価指数・改定値、加3月住宅着工件数と3月鉱工業製品・原料価格指数、米地区連銀経済報告などが発表される。
大きな材料はなく、英国やトルコ、南アの物価指数の強弱で、相場が一定の動きを示す程度に留まりそうだ。
また、直近揉み合い気味の米長期金利や株価の動向も睨みながら、もし大きくな動きが出れば、逆張りは避けておきたい。
戦略としては、ドル円は、日足の一目均衡表の雲の上限となる134.48を超える134.71まで上昇も更なる展開となっていない。今日もこの位置が134.46に残っており、引き続きこれが押さえると上値追いも厳しい。また若干相場が保合の入っており、本日は、上値は134.71をストップに売り狙い。下値は昨日の安値133.86が維持されると利食いや買いも、割れるなら133.63-74の戻り安値圏、更には133円前半などを買い下がって、ストップは133円割れとして、反発ではしっかりと利食いながら対応したい。
ユーロドルは、反発が1.1076で抑えられて、調整が1.0909を維持する形。この上下を睨んで逆張りを検討して、ブレイクがなければ、しっかりと利食いながら回転させる形。また下値は1.0909や1.0896を割れると調整が深まるが、その場合も1.0831をストップに買い場探しとなる。
ポンドドルは、1.2547から調整が1.2354まで拡大も更なる展開とならず、上値は、1.2547をストップに反発があれば売り上がりで、ターゲットは、1.2354を前に下げ止まりでは利食いで、また買ってもストップは、1.2354や1.2344割れで対応となる。
一方クロス円は、高値圏で保合だが、上値追いは出来ず、引き続きに17日や18日の高値をストップに、慎重に売り場探し。ターゲットは、17日や13日の安値が維持されると利食い優先で、買いも維持を確認する必要はあるが、これをストップとして検討するが、しっかりと反発では利食いながら対応したい。