昨晩の海外市場は、RBAが利上げ幅を抑えたことで、世界的に中央銀行が利上げペースを緩めるとの期待感から欧米株価が堅調に反発し、普段はあまり影響のない米8月JOLTS求人件数が、予想から大幅に減少したことで、米9月雇用統計に対する思惑が広がったことで、米10年物国債利回りが3.564%から3.657%の低水準で推移、ドル売りが優勢となった。
ドル円は143.89まで下落、ユーロドルは0.999まで上昇、ポンドドルは1.1490まで買い戻された。
一方クロス円はまちまちの動き。ユーロ円が144.08、ポンド円は165.54まで上昇したが、オージー円はRBAの利上げ幅に対する失望感から93.21まで売りに押され、明日にNZ中銀の政策金利発表を控えるNZD円も82.31まで下落、カナダ円は105.96まで下落後106.66まで反発した。