昨晩の海外市場は、米8月NY連銀製造業景気指数が予想を大幅に下回ったこと、8月NAHB住宅市場指数も2007年以来の低水準で予想を下回り、米長期金利が低下するも、ドル買いが優勢となった。
また、NY株価3指数は、中国経済の減速懸念から下落スタートも、その後プラス圏を回復するもリスクオンの動きは広がっていない。
ドル円は、133.54を戻り高値に、米10年物国債利回りが2.864%から2.759%まで低下したことで、132.56まで一時売りに押され、ユーロドルは、独国債利回りの低下やハベック独経済相が「ロシア依存のエネルギーモデルは失敗し復活しない」と述べるなど相次ぐエネルギー懸念に対する報道もあって、1.0155までじり安、ポンドドルは、1.2051から1.2116で上下した。
一方クロス円では、原油価格の大幅を受けた資源国通貨売りが優勢となり、ユーロ円が135.28、ポンド円は160.35、オージー円は93.07、NZD円は84.38、カナダ円は102.60まで一時下落した。