昨晩の海外市場は、NY市場が休場で、大きな材料のない中、上海のロックダウンを好感した日欧株価の反発もあって、リスクオフの動きに巻き戻しが優勢となった。
ウォラーFRB理事が「今後数回の会合での0.50%利上げを支持」との見解を示したが、既に織り込みの範囲で、相場の反応は見えなかった。
ドル円は127.82まで上昇、ユーロドルは、レーンECB専務理事が、「ECBは、0.25%ごとの利上げにとどめるべき」と慎重な発言をするも、独5月消費者物価指数・速報値が、3か月連続で過去最高を更新したこともあり1.0787までじり高、ポンドドルは、1.2617から1.2661で揉み合った。
一方クロス円は全面高となり、ユーロ円が137.67、ポンド円は161.53、オージー円は91.86、NZD円は83.70、カナダ円は100.89まで買い戻された。