金曜日の海外市場は、米3月個人消費支出や第1四半期雇用コスト指数が予想より強い内容となったが、その後4月シカゴ購買部協会景気指数や4月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値が予想を下回ったこと、ロンドン・フィキシングのドル売りフローもあって、ドルの軟調、円が堅調な相場展開となった。
ドル円は、来週のFOMCや日本のGW、英中の連休を控えたポジション調整や米10年物国債利回りが、2.936%から2.856%まで低下したこともあって129.31まで下落後、10年物国債利回りが2.941%まで反発したことで、129.91まで反発して引け、ユーロドルは、1.0593まで上昇後、ユーロ圏第1四半期GDPや4月消費者物価指数・速報値が、予想比で変化はなく1.0510まで一時売りに押され、ポンドドルは、1.2615まで買い戻された。
一方クロス円は、NY株価3指数が揃って反落したこともあって、ユーロ円が137.99から136.51まで下落、ポンド円も164.00から162.39、オージー円が91.59、NZD円が83.66、カナダ円は100.79まで利食いに押された。