昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米長期金利の上昇や堅調となった株価を受けて、円売りが続いた。米10年物国債利回りは、2018年12月以来の2.948%まで上昇、ドルを支えた。また、米3月住宅着工件数は179.3万件と、予想の175.0万件を上回り、エバンズ・シカゴ連銀総裁が「政策金利を年末までに、2.25-2.50%に引き上げることを支持」と発言したが、影響は限られた。
 ドル円は、2002年5月以来約20年ぶりの高値となる128.98までじり高、ユーロドルは、ロシアの大規模攻撃再開への警戒感から1.0815から1.0782で揉み合い、ポンドドルは1.3041から1.2981で推移した。
 一方クロス円では、ユーロ円が139.10、ポンド円は167.62、オージー円は95.15、カナダ円は102.18まで上昇、NZD円は86.85まで上昇後一時86.31まで売りに押された。