昨晩の海外市場は、ロシアとウクライナの和平交渉も対する期待感も、停戦交渉が、追加作業で15日まで一時中断され、ロシア政府は「ウクライナでの軍事行動は計画通りにすべて実行される」と依然として強硬姿勢を維持していること、米中対立懸念の高まりからNY株価3指数が一時の上げ幅を失ったことで、リスク回避の巻き戻しも限定された。
ドル円は、米10年物国債利回りが、FOMCを控えて2.145%まで上昇したこともあって118.20までじり高、ユーロドルは1.0994まで一時反発、ポンドドルは、対ユーロでの売りに押され1.3003まで下落した。尚ユーロポンドは、0.8430まで上昇した。
一方クロス円では、原油価格の大幅下落もあって、資源国・オセアニア通貨は軟調となった。ユーロ円が129.71まで反発、ポンド円は154.20まで一時上昇、オージー円は85.61から84.91まで、NZD円は80.27から79.65、カナダ円は92.60から92.03下落した。