昨晩の海外

昨晩の海外市場は、ウクライナとロシアの停戦協議に対する期待感からリスク志向の動きも、結局ウクライナとロシアの停戦協議は協調に至らず、第2ラウンドの協議が今後行われることとなったが、一方でウクライナが、EU加盟の申請を行ったことから、停戦合意の対する期待感が急速に萎んだ。またNY株価3指数がマイナス圏に落ち込み、再びリスクオフを強める形で終了した。米国はロシア中央銀行との取引を禁止、ロシア財務省、ロシア政府系ファンドの国民福祉基金に制裁を課し、仮想通貨取引所に、ロシアの仮想通貨取引停止を依頼した。
 ドル円は、米10年物国債利回りが、1.827%まで低下したことで114.86まで下落、ユーロドルは1.1246、ポンドドルは、1.3432まで買い戻された。
 クロス円はまちまちの展開、ユーロ円は129.79を高値に128.76、ポンド円も155.00から153.96まで下落したが、商品市況の上昇を睨んで、オージー円が83.71、NZD円は78.09、カナダ円は91.01まで反発した。