昨晩の海外

金曜日の海外市場は、注目の米1月雇用統計において、失業率は4.0%と予想より悪化したが、非農業部門雇用者数が前月比+46.7万人と予想の+15.0万人を大幅に上回り、平均時給も強い結果となったことから、米10年物国債利回りは1.936%まで上昇、ドル買いが優勢で引けた、NY株価は、ダウがマイナス、ナスダックやS&Pは、プライス圏で引け、総じてリスクオンの動きに繋がっていない。
 ドル円は、115.43まで上昇、ユーロドルは、ユーロ圏12月小売売上高が、予想より悪化したが、ECBの年内利上げ思惑が続き、1.1484まで高値更新後、1.1412まで売りに押され、ポンドドルも1.3505まで一時値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円は132.09まで上昇、ポンド円は、155.57まで下落後156.17に反発が限定され、オージー円が81.31、NZD円は76.98まで値を下げ、カナダ円は、カナダ1月新規雇用者数や失業率が、予想より悪化したこともあって、90.15まで一時下落した。