昨晩の海外

昨晩の海外市場は、若干揉み合い気味の展開の中、ドルの軟調な展開が続いた。米経済指標としては、1月製造業PMI改定値が予想を上回り、12月JOLTS求人件数が強い結果、1月ISM製造業景気指数は、3か月連続で低下となったが、仕入価格指数が大幅に上昇したことで、インフレ懸念から米10年物国債利回りが1.186%まで上昇も、ドル買いは限定された。一方NY株価3指数は続投となったが、リスクオンの動きは限られた。
 また、今夜もハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が「3月会合での0.25%の利上げを支持」、「今年4回の利上げが望ましいが、データ次第」とクールダウン発言を続けたが、反応は見えていない。
 ドル円は114.57まで下落後、114.89に反発を限定、ユーロドルは1.1279を高値に1.1234で上下、ポンドドルは、対ユーロでの買いに1.3529まで反発した。尚ユーロポンドは0.8318まで再下落となった。
 一方クロス円はまちまちの展開。ユーロ円が128.87まで一時下落、ポンド円はが155.22まで上昇、オージー円が81.76は、NZD円が76.24は、カナダ円は90.88から90.20まで売りに押された。