昨晩の海外

昨晩の海外市場は、アフガニスタン情勢を受けた地政学リスクへの懸念などから円が堅調な推移となった。米8月NY連銀製造業景気指数が、前月から予想以上に大きく悪化、米10年物国債利回りが、1.225%まで低下し、NYダウが一時280ドル越えの下落となったことも悪影響を与えた。ただ、その後は米長期金利の反発、NYダウやS&Pが、5日連続の高値更新で引けたことで、円買いも限定された。ただ、バイデン大統領が、「アフガニスタンから撤退する決断に変更はない」と述べており、警戒感が残る形となった。
 ドル円が、一時109.11まで下落、ユーロドルは、1.1768から1.1791、ポンドドルは、1.3879から1.3828で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円は128.50、ポンド円が150.93、オージー円は79.90、NZD円は76.54、カナダ円は86.75まで下落した。