昨晩の海外市場は、予想を下回る7月ADP全米雇用報告を受けて、一時ドル売りが強まるも、7月ISM非製造業指数が予想を上回り、クラリダFRB副議長が「利上げのための条件は2022年末までに満たされる可能性がある」、「2023年の利上げ開始は新たな枠組みと整合する」と述べたことで米長期金利の上昇、ドルの買い戻しで引けた。米10年物国債利回りは、1.127%から1.214%まで上昇も、その後は上げ渋り、NY株価は、ナスダック指数がプラス圏で引けるも、ダウやS&Pは調整を深めたが、リスクオフの動きにはつながっていない。
ドル円は108.72を安値に109.67まで反発、ユーロドルは1.1900を高値に1.1833まで売り押され、ポンドドルは、1.3968から1.3889まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が129.14から129.82、ポンド円は151.52から152.52まで反発、オージー円は81.05から80.60まで下落、NZD円は、77.31から76.88で上下、カナダ円は86.67を安値に87.45まで反発した。