昨晩の海外

昨晩の海外市場は、中国の規制強化を嫌気したアジア株の下落を受けて、時間外で下落していたNY株価が、反発したことなどから、リスクオンの展開で終了した。NY株価3指数は、結局好決算期待から最高値を更新して引けた。また米6月新築住宅販売件数が、住宅価格の高騰により、市場予想より大幅に弱い内容となったことが、ドル売りを誘発した。ただ、一時1.221%まで低下していた米10年物国債利回りが、1.295%まで反発したことがドルを支えた。
 ドル円は、110.12から110.43のレンジで上下、ユーロドルは、7月ifo景況感指数が弱い結果となるも1.1817まで上昇、ポンドドルも1.3834まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円が130.35、ポンド円は152.62、オージー円は81.52、NZD円は77.32まで反発、カナダ円は、原油先物価格が持ち直したこともあって、88.03まで買い戻された。