金曜日の海外市場は、米6月非農業部門雇用者数が、+85.0万人と予想の+70.0万人を上回ったことで、一時ドル買いが強まるも、失業率と平均時給が予想より弱い内容となったことで米長期金利が上げ渋り、ドルの上値を抑えた。またNY午後には、米国の独立記念日に向けた3連休を控えて、ポジション調整的に、今週のドル買いの巻き戻しが強まる形で終了した。
ドル円は、アジア時価の高値を前に111.60で上値を押さえられて110.95まで下落、ユーロドルは、ラガルドECB総裁のハト派発言もあって。1.1808まで下落後、1.1874まで反発、ポンドドルも1.3733を安値に1.3845まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が131.68まで下落、ポンド円は153.09を安値に153.71まで反発、オージー円が83.05から83.65、NZD円は77.50から78.14、カナダ円は89.61から90.20まで値を回復した。