昨晩の海外

昨晩の海外市場は、主だった材料のない中、月末を睨んでドルの買い戻しが優勢となった。米5年物国債入札を受けて、米10年物国債利回りが1.552%から1.581%まで反発したこともドルを支えた。一方株価面では、NY3指数が反発して引けたが、総じて揉み合い気味の展開に留まり、為替市場に対する影響は見えなかった。 
 ドル円は108.18まで反発、ユーロドルは、パネッタECB専務理事が「現時点での債券購入の減速は正当化できない」との見解を示したことが意識されて、1.2182までじり安となり、ポンドドルも、1.4176から1.4113まで売りに押された。
 クロス円では、ユーロ円が133.00、ポンド円は154.07から153.90で上下、オージー円が84.36まで下落、NZD円は79.64から79.39で上下、カナダ円は、89.87まで値を下げた。