昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米2月小売売上高が市場予想を大幅に下回る結果となったことで、一時ドル売りが強まるも、1月分の小売売上高が上方修正されたことで、影響は限られた。米10年物国利利回りは、1.625%から1.61%で揉み合いとなった。またNY株3指数が、総じて弱い経済指標を受けて、軟調な展開となったが、ドル買いも限定された。
ドル円は、109.29を上値に、米長期金利の低下を受けて108.77まで売りに押され、ユーロドルは、独ユーロ圏3月ZEW景況感指数が、市場予想を上回ったが反応は鈍く、1.1882まで下落、ポンドドルは、1.3809を安値に、対ユーロでの買いが強まり1.3906まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円が130.40から129.49まで下落、ポンド円は150.79まで下落後、151.51まで反発、オージー円が84.20、NZD円は78.20まで利食いに押され、カナダ円は87.23まで下落後87.65まで反発した。