昨晩の海外

昨晩の海外市場は、FOMCを睨んで様子見ムードの強い中、株価の動きを睨んでドルが上下するも総じてショート・カバーのドル売りが優勢で引けた。
 IMFの世界景気見通しでは、今年の世界の成長率を5.5%プラスと前回10月の予測から0.3ポイント引き上げ、2022年の世界の成長率を4.2%と発表、米経済指標としては、11月ケース・シラー住宅価格指数や1月消費者信頼感指数が予想を上回った一方、1月リッチモンド連銀製造業景気指数は予想を下回ったが、総じて影響は限定された。
 ドル円は、103.56まで下落、ユーロドルは、1.2108を安値に1.2176まで反発後、一部通信社が「ECBは、FRBどの政策の違いが為替レートに与える影響を調査する」と報じられたことが上値を抑えた。またポンドドルは、良好となった英12月雇用統計もあって1.3610まで下落後、1.3745まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円が125.69まで下落後126.16まで反発、ポンド円が141.29から142.46、オージー円は79.62から80.34、NZD円は74.38から75.13、カナダ円は81.17から81.70まで買い戻された。