昨晩の海外

昨晩の海外市場は、モデルナのワクチンが近く認められるとの報道や米議会の超党派グループが、新たな対策を発表したことなどから、追懐経済対策に対する期待感が高まり、米株価が堅調の上昇したことで、ドルは軟調な展開を続けた。米経済指標としては、11月鉱工業生産・設備稼働率が、予想を上回ったが、12月NY連銀製造業景気指数が予想を下回り影響は限定された。またナスダック総合指数は、史上高値を更新、NYダウは一時381ドル高まで上昇した。
ドル円は103.61までじり安、ユーロドルは、1.2122から1.2169で上下、ポンドドルは、ジョンソン首相が「EUとの通商交渉は、合意なしの可能性が最も高い」と述べたが、市場は何だかの合意がなされるとの思惑で、1.3281から1.3466まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が126.59から125.96まで下落、ポンド円が138.29から139.55まで反発、オージー円が78.15から78.53まで反発、NZD円は73.77から73.34までじり安となったが、カナダ円は81.39から81.74まで一時買い戻された。