昨晩の海外

昨晩の海外市場は、FOMCを控えて揉み合い気味の展開。株価面では、ナスダックは巣籠需要を好感してプラス圏で引けるも、NYダウは、米国でのワクチン接種開始を好感して、一時歴史的な高値を更新する上昇となったが、デブラシオNY市長が、NY市のロックダウンを示唆したことで、176ドル安まで売りに押された。ただ、為替市場では、大きなリスクオフの動きは見えていない。
ドル円は、GOTOキャンペーンの全国一律での中止を嫌気する形で、103.51まで下落後104.11まで反発、ユーロドルは1.2177を高値に1.2123まで下落、ポンドドルは、1.3446を高値に、フォンデアライエンEU委員長が、「貿易交渉の大枠には賛成だが、詳細部分で依然として課題残る」、デービス英首相報道官が「EUとの交渉時間は非常に短く、合意なしという結果の可能性もあり得る」と発言をしたことが重しとなり、1.3310まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が125.92から126.52まで反発、ポンド円は139.45から138.41まで売りに押され、オージー円は78.72から78.38、NZD円は73.90から73.64で揉み合い、カナダ円は81.31から81.63で推移した。