昨晩の海外

昨晩の海外市場は、上昇してスタートした米株主要3指数が、議会での追加経済対策を巡る協議が難航を続けていることで下げ幅を広げ、リスク回避の動きが優勢となった。
ドル円は104.05から104.41まで一時反発、ユーロドルは、1.2148を高値にECB理事会を控えて、1.2059まで利食いが優勢となった。また、ポンドドルは、ゴーブ内閣府担当相とバラッカー・アイルランド副首が、「英国とEUは、漁業権で妥協する可能性がある」、メルケル首相が「まだ合意のチャンスはある」と述べたことで、1.3478まで上昇後、ジョンソン首相とフォンデアライエン欧州委員長の会談を控え、1.3356まで一時利食いが優勢となった。
一方クロス円では、ユーロ円は126.52を高値に125.79まで下落、ポンド円は140.34から138,49、オージー円が77.96から77.44、NZD円が73.86から73.13まで値を下げ、カナダ円は、カナダ中銀の政策金利や資産買い入れの据え置きを受けて、81.64まで一時上昇後、81.25まで売りに押された。