昨晩の海外市場は、ECB理事会で政策金利は据え置かれたが、ラガルドECB総裁が、「12月の理事会ではあらゆる手段を検討する」と追加緩和を示唆したこと、米第3四半期のGDPや個人消費の速報、週間新規失業保険申請件数が、良好な結果となったことでドルの買い戻しが優勢となった。株価面では、総じて前々日の大幅な下落から買い戻しが優勢となるも、リスクオンの動きは大きく広がっていない。NYダウは、229ドル安から371ドル高まで一時反発も、高値圏は維持できていない。
ドル円は、104.03を安値に104.73まで反発、ユーロドルが1.1650まで下落、ポンドドルも1.2882まで値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円が121.90、ポンド円が134.66、オージー円は73.15まで下落、NZD円は69.50から68.99で上下、カナダ円は77.93まで下落後、原油価格の下げ止まりを受けて78.65まで反発した。