昨晩の海外市場は、大きな材料のない中、米長期金利の上昇などからドルの買い戻しが優勢となった。またNYダウは、先週のイベントを無事にこなしたことで、堅調な展開で狩猟した。 ドル円は、110円のオプションの防戦をつけて一時110.16まで上昇、ユーロドルは1.1425まで下落、ポンドドルは、弱い英1月建設業PMIを受けて1.3042まで下落後、一時1.3105まで反発したが、その後バルニエ欧州委員会首席交渉官が、「離脱協定案について再交渉せず」と述べたことで、1.3030まで下値を拡大した。 一方クロス円では、ユーロ円は125.95まで上昇、ポンド円は144.19まで上昇後、143.22まで下落、オージー円は79.55から79.29、NZD円は75.77から75.54で揉み合い、カナダ円も83.98から83.62まで売りに押された。