NY市場午前の動向は、強い米12月雇用統計を受けて、一時ドル買いが強まるもパウエルFRB議長が、「FRBは市場のリスク懸念に慎重に耳を傾けている」、「必要に応じて迅速かつ柔軟に政策を調整する用意がある」と述べたことが、金融緩和期待につながりドルの上値を抑えた。またNYダウが700ドル近い反発となり、リスク回避の巻き戻しが優勢となった。 ドル円は108.59まで反発後、108.07まで下落、ユーロドルは1.1419から1.1346まで下落後、このレンジで上下、ポンドドルは1.2618から1.2731まで反発した。 一方クロス円では、ユーロ円が122.84から123.58まで反発、ポンド円が137.79、オージー円が76.35、NZD円が72.96まで反発、カナダ円は、良好なカナダ12月雇用統計もあり80.95まで値を回復した。