昨晩の海外市場は、中国の両12月財新PMIが、景気の分水嶺となる「50」を割り込んだことなどから、株価が下落を強め、リスク回避の動きにつながった。ただ、NYダウは、一時400ドル近い下げとなるも、原油価格の反発を受けて、下げ幅を縮めたが、引け後「アップルは第1四半期の売上高見通しを下方修正した」との報道から、再びリスク回避を強めている。 ドル円は108.71を安値に109.39まで反発後、109円割れに再下落。ユーロドルは、ユーロ圏製造業PMIの改定値が2016年2月以来の低水準となったこともあり、1.1497から1.1325まで売りに押され、ポンドドルも1.2774を高値に1.2582まで下落した。 一方クロス円では、ユーロ円が123.53、ポンド円が137.28、オージー円が76.00、NZD円が72.43まで下落、カナダ円も79.66まで一時下落したが、原油価格の反発を受けて、80.63まで一時値を回復した。