昨晩の海外市場は、トランプ大統領が、国内企業に対し中国のファーウェイとZTEが製造した通信機器の利用を禁止する大統領令に来年に署名することを検討しているとの報道を受けて、NY株が前日の大幅上昇から反落したことでリスク回避の動きが一時再燃、米12月消費者信頼感指数が予想を下回り、米長期金利が低下を強めたことでドル売りを誘ったが、一時の610ドル安まで下げていたNYダウが、引けにかけて100ドル高まで反発したことで、この流れも巻き戻しが優勢で引けた。 ドル円が110.46まで下落後111.11まで反発、ユーロドルは1.1364を安値に1.1454まで反発、ポンドドルは1.2617から1.2676で上下した。 一方クロス円では、ユーロ円が126.00から127.10まで反発、ポンド円は139.74まで下落後140.55まで買い戻され、オージー円が77.54を安値に78.10、NZD円が74.01から74.39、カナダ円が80.97から81.60まで値を回復した。