昨晩の海外

 
 昨晩の海外市場は、クリスマス・イブで、短縮取引のNYダウが、650ドル安まで下落し、リスク回避の動きが続いた。ムニューシン財務長官が、週末大手銀行首脳と流動性について電話会談を行い、「株価暴落防止チーム」を招集したことが、逆にリスクを意識させたこと。更にトランプ大統領が、パウエルFRB議長を解任する意向との報道や米政府機関の一部閉鎖が長期化するとの見通しなどが嫌気された。
 ドル円は110.27まで下落、ユーロドルは、米長期金利の低下などから1.1439まで上昇、ポンドドルは1.2736まで買い戻しが優勢となった。
 一方クロス円では、ユーロ円が125.83、ポンド円が139.93、オージー円が77.68、NZD円が74.13まで一時下落、カナダ円は原油価格の大幅続落もありが81.03まで値をさげた。