NY中盤の動向は、軟調な株価を受けて、リスク回避の動きが続いている。米11月ADP全国雇用報告、10月貿易収支や週間新規失業保険申請件数が、予想より弱い内容だったことがドル売りを誘ったが、11月ISM非製造業指数が、予想を上回ったことがどうにか下値を支えた。またNYダウは一時785ドル近い下落となった。 ドル円は112.23まで下落、ユーロドルが1.1321から1.1413まで反発、ポンドドルも1.2700から1.2802まで買い戻された。 一方クロス円では、ユーロ円は127.68から128.22で上下、ポンド円は144.07まで一時反発、オージー円が80.35、NZD円が77.16、カナダ円が83.57まで売りに押された。